「タイに行きたいけど、何を気を付けたらいいのかイマイチわからない…」という声をよく耳にします。
実は僕も初めてのタイ旅行では、屋台メシを食べすぎて翌日少し胃が重かったり、
タクシーに乗り込んだらメーターを全然使ってくれなかったりと、ちょっとしたトラブルを経験しました。
でも、そんなハプニングも、事前にポイントを押さえておけば防げるものが多いんですよね。
ここでは、僕が実際に旅をして感じた「タイ旅行で知っておくと得する注意点」をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
タイ旅行の基本情報と魅力

タイの概要と魅力
タイは「微笑みの国」と呼ばれるだけあって、人がとても優しくてフレンドリー。
英語が通じるところも多く、旅行がしやすい国だと思います。首都バンコクの大都会ぶりと
寺院の歴史ある雰囲気のギャップは、初めて行くとちょっと衝撃的かもしれません。
一方で物価は日本と比べて安い傾向にあるため、マッサージをはじめとしたリラクゼーションや
グルメを思う存分楽しめるのも魅力の一つ。南国らしいフルーツや色鮮やかな料理を味わうと、
つい食べ過ぎてしまうんですよね…。
タイ旅行を快適に楽しむためのポイント
- 情報収集は大事
 気になる観光地やマッサージ店、屋台など、ネットで検索しておくとスムーズです。特にお祭りや
 イベントなどの開催時期は混雑具合やホテルの価格にも影響するので、計画時にチェックしておきましょう。
- 行きたい地域を厳選しよう
 「バンコクもリゾートも全部行きたい!」という気持ちになりますが、移動に時間がかかるケースも
 多いです。僕は過去に弾丸スケジュールを組んだ結果、毎日移動に追われて観光がおざなりに
 なったことがあります…。日数と相談しながら無理のないプランを立ててください。
- 余裕を持った移動時間
 バンコクの渋滞は、想像以上に進みません。特に夕方は、車より徒歩のほうが早いんじゃないかと
 思うこともしばしば。旅先でイライラしたくない人は、時間にゆとりをもたせるのをおすすめします。
【安全面】トラブルを避けるための注意点

スリや詐欺、ひったくりへの対策
- バッグは前に抱えるのが鉄則
 ナイトマーケットやチャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットなど、大勢の観光客が集まる場所では
 スリが多発することがあります。大事なものはポケットではなく体の前に持つクセをつけると安心です。
- ATMや両替所は大手銀行やショッピングモール内で
 タイでは銀行やショッピングセンターに併設されたATMや両替所が比較的安全。
 早朝や深夜など人通りが少ない時間帯は避けたほうがいいですね。
- タクシーやトゥクトゥクでのぼったくり回避
 僕は初めて乗ったときに「お兄さん、これがスペシャルプライスだよ」と言われて、
 相場より全然高い料金を請求されたことがあります…。
 必ず「メーター使ってください」と伝えるか、配車アプリ「Grab」を使うといいですよ。
食事と水の衛生管理
- 屋台フードはどこでもOK…ではない
 タイの屋台グルメは魅力的ですが、清潔感や回転率が低い店は要注意。
 食べる前に、地元の人や他の観光客でにぎわっているかチェックすると安心です。
- 水道水は避けて、ペットボトルの水を
 タイでは一般的に水道水をそのまま飲まないほうが良いとされています。僕は1日外を歩き回ることが
 多いので、コンビニでミネラルウォーターを何本か買い置きしておくのが習慣になりました。
- 胃腸薬や除菌グッズを常備
 屋台やローカルフードが楽しみなのは間違いないんですが、合わないものを食べると
 お腹の調子を崩すことも。僕は必ず胃腸薬をバッグに入れて持ち歩いています。
交通事情と移動時の注意
- バイクタクシーは要注意
 気軽に使えて便利ですが、荷物が多いと危ないし、運転が荒い人も少なからずいます。
- 乗車時はタクシーメーターを確認
 メーターを入れてくれない運転手が意外と多いので、乗った瞬間に「メーターOK?」と軽く声をかけるのが
 習慣になりました。そこで嫌な顔をされたら、別のタクシーを探すのもアリです。
- 夜間の移動は慎重に
 基本的に治安は悪くないと言われていますが、暗い路地や人通りの少ないところはやはり危険です。
 深夜帯に一人で出歩くのはできるだけ避けたいところですね。
【文化面】気を付けることとやってはいけないこと

寺院や王室への敬意
- 寺院内では肌の露出を控える
 キャミソールやショートパンツなどはNGとされる寺院が多いです。
 現地でパーカーやショールを羽織るなど、サッと調整できるようにすると便利。
- 王室への批判はご法度
 うっかりSNSで軽率な投稿をしてしまうと、まわりから白い目で見られるどころか、
 法律的にも大問題に発展する可能性が。ここは本当に気を付けましょう。
- 僧侶や仏像に対するリスペクト
 写真撮影をするとき、ポーズや位置取りには気をつけたいところ。
 仏像に寄りかかるような写真を撮ると、不敬と見なされる場合があります。
タブーとなる行為
- 他人の頭に触れるのはNG
 子どもの頭をなでるような軽いスキンシップも、タイでは嫌がられることが多いです。
 国によってこんなに感覚が違うんだなぁと思いますね。
- 足の裏を人や仏像に向けない
 レストランで足を組むときや、お寺で座るときなど、足の向きには注意しましょう。
 僕も慣れないうちは、うっかり足を伸ばしたまま座ってしまって焦りました…。
- お金を踏む・投げるのはご法度
 タイ紙幣やコインには王室の肖像が入っています。落とした紙幣を踏んで拾うなんて行為はもってのほか。
 丁寧に扱いましょう。
コミュニケーションのコツ
- 「ワイ」で挨拶してみる
 両手を合わせて頭を下げる独特の挨拶は、慣れないとちょっと照れますが、やってみると
 歓迎されることも多いです。ただ、TPOによっては無理にやらなくてもOK。
- 値切りはほどほどに
 タイのマーケットでは値段交渉も一つの文化ですが、度を越したディスカウント要求は
 嫌がられてしまいます。お互い気持ちよく取引できるラインを探ってみてください。
- 温和なコミュニケーションを心掛ける
 タイ人は基本的に「争いは避けたい」というスタンス。声を荒げるのは逆効果なので、
 ちょっとムッとすることがあってもまずは冷静に対処してみましょう。
タイ旅行をより楽しむための実践例

おすすめアクティビティ・観光スポット
- 水上マーケットやナイトマーケット
 ボートで移動しながら買い物ができる水上マーケットは観光名所として有名。
 ナイトマーケットもローカルフードや雑貨が並び、見て回るだけでもワクワクします。
- 本場のマッサージ体験
 タイ式マッサージはまさに「痛気持ちいい」感覚。僕はいつもフットマッサージから入って慣らして、最後に
 全身マッサージをお願いしています。終わったあとは体が軽くなる気がして、帰国後の仕事も頑張れそう…。
- 世界遺産や寺院巡り
 バンコク郊外のアユタヤなど、遺跡や寺院が数多く残っていて、そこをサイクリングしながら散策するのも
 楽しいです。いにしえの王朝の面影を感じると、歴史に興味が湧いてきますよ。
現地グルメ&食文化の体験
- 屋台フードで食べ歩き
 夕方になると、街のあちこちに現れる屋台は旅の醍醐味。パッタイやカオマンガイ、トムヤムクンなどを
 お手軽価格で楽しめます。僕は毎回食べすぎてホテルに戻れなくなりそうになります…。
- ローカル食堂も積極的に挑戦
 観光客向けのお店だけじゃなく、地元の人しかいないような食堂に入ってみるのも面白いです。
 メニューがタイ語だけでも、指差しと翻訳アプリで意外と何とかなるもんですよ。
- フルーツ天国を堪能
 マンゴーやパイナップルはもちろん、ドラゴンフルーツやマンゴスチンなど、南国ならではの
 果物が楽しめます。僕のお気に入りは定番ですがマンゴースティッキーライス。
 カオニャオ(もち米)の甘さとマンゴーの酸味が絶妙です。
快適な旅をサポートするアイテム選び
- ネックピローとアイマスク
 フライトが6~7時間あるので、機内で少しでも寝られるように準備しておくと到着後の疲れが違います。
- ハンドジェル・除菌シート
 屋台フードをつまんだり、ローカルマーケットで色々さわったりする機会が多いので、
 サッと手を拭けるアイテムは助かります。
- 折りたたみスリッパや圧縮バッグ
 ホテルや移動中に靴を脱ぎたいとき、軽量スリッパがあるとかなり便利。服が多めの人は圧縮バッグで
 荷物をコンパクトにして、身軽に行動できるようにしておきましょう。
まとめ

安全とマナーを踏まえてタイ旅行を満喫しよう
人気観光地だけあって、タイには多くの魅力がぎっしり詰まっています。その分、スリやぼったくり、
寺院でのマナー違反など、気を付けるべきポイントもいろいろ。とはいえ、最低限のリサーチと
注意をしておけば、ほとんどのトラブルは回避できるんじゃないかなと思います。
快適グッズを活用して思い出に残る旅に
長いフライトや暑い気候のなかで移動が続くと、どうしても疲れが蓄積しやすくなります。
そんなとき、ネックピローや除菌グッズがあるだけで大分ストレスフリーに。
ちょっとした工夫で旅の質が変わってくるので、ぜひ取り入れてみてください。
僕自身、最初は「楽しめればいいや」くらいの軽い気持ちで出かけたタイでしたが、
気づけば何度もリピートするほどハマってしまいました。安全面の対策とマナーを守りながら、
皆さんもタイの魅力を思う存分満喫してくださいね!


 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			